認定NPO法人活き生きネットワーク 蓄電池導入へクラウドファンディング活用

小出宗昭事務所

2025年03月01日 16:39

小出です。クラウドファンディングが日本で積極的に活用されるようになったのは、2011年3月に発生した東日本大震災からだと言われています。同年にスタートした「READYFOR」を含め、現在では数多くのクラウドファンディングプラットフォームが活動し様々な取り組みに使われています。
私が中小企業支援の世界に入ってきた2001年以来、銀行の仕事ではあまりお会いすることのなかった、行政サービスではカバーしきれない、地域の高齢者やハンディキャップ等を持つ方々への支援を、コミュニティビジネス・社会起業家的取り組みとして奔走している皆さんから数多くの相談をお聞きしてきましたが、その中でとても目立つ課題が資金調達面の問題でした。
社会的な意義は大変高く、なくてはならない取り組みである一方、多くの皆さんが収益面での課題を抱えています。その様な中で有力な選択肢として活用されているものがクラウドファンディングですね。共感性の強い取り組みが多いだけに可能性を広げていると感じています。 
今回私が尊敬してやまないNPO法人「活き生きネットワーク」が、非常時用の蓄電池設置を目的として初めてクラウドファンディングをスタートさせました。医療的ケアが必要な方の命を守るだけでなく、地域全体の安心感を支える重要なインフラとなることを目指しています。多くの皆さんに関心を持っていただけたら幸いです。



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